枯れた男を好きになる女性

 
枯れ専という言葉は今まで聞いたことがなかった。枯れ男という言葉もある。枯れた男という意味らしく、ある程度の年齢の男性を指すらしい。40歳以上とか、50歳以上とか、60歳代とか。そういった、ある程度の年齢に差し掛かった男性を枯れ男と呼ぶらしい。

枯れているというのは、男としての性が減退していることを意味しているようだ。たとえば若い時のように、ガツガツしていないとか、浮ついた心が無いとか、エッチがしたいだけではないとか、そういったことを意味しているみたい。ただ、ボクは今現在の年齢から考えると、未だに枯れてるという感じはしない。ボク本人が言っているので、そうだと思うよ。

ただ、枯れ男というのが何歳だという限定的な指標は無いように感じる。ボクはけっこうな年齢に差し掛かっているから、もしかしたら枯れているかもしれないと思うけど、たしかに若い時と比べると、落ち着いてきている。何が落ち着くか。心が落ち着いている。何事も前のめりにならなくても、何とかなるというか、何とか出来るというか、物事をよく考えて行動ができるようになったと思う。今までに経験をしてきたことが蓄積されて、それがデータベースとなっており、直面している出来事を頭の中で思考すると、過去の経験値データベースから似たような事例を引っ張り出してきて、解決策を導き出すことが出来るから、落ち着いていられるのかもしれない。

ある程度の年齢に差し掛かるとたしかに体力は落ちてくるし、視力も悪くなるし、食も細くなるし、精力も減退してくる。人間という動物のなかの男というものが枯れてくると次第に男という性別を明確にしている能力が全体的に減退してくるように感じる。髪の毛だって薄くなってくるし、白髪も増えてくる。

それこそが男が枯れるということか。

そういった、ある程度の年齢に差し掛かった男性が好きだという女性が枯れ専というらしい。枯れた男 専門みたいな意味なのだろうか。

ある程度の年齢に差し掛かると、仕事もしっかりとこなしているし、白髪も増えてくるし、色々な経験をしているので、落ち着きもあるだろうし、何かあったときにも冷静に対処ができるだろうと思う。そういった、若い男性には無い魅力が良いのかもしれない。ということは、恋愛というのは外見はそれほど重要ではないということなのだろうか? きっと、そうだろうな。いや、でも外見は大切だと思うけどね。

白髪混じりで、シワが増えてきて、髪の毛も薄くなってきた男性よりはフレッシュ感のある若い男性の方がカッコイイと思うけど。そういうわけじゃないのだろうか。

枯れるとは木が枯れるとか花が枯れるとか、そういったときに使う言葉。でも、日本文化のなかには詫び寂びというのがあるが、まさしく枯れるということも詫び寂びのなかに含まれると思う。桜を愛するのは散るのが早いから。その刹那の美しさを見たいという気持ちが働くのかもしれない。枯れ男とは散る間際なのか?だからこそ達観している感じがするから、その刹那の美しさが良いのか?

だけど枯れるという言葉がなんとも微妙だよね。

微妙だなと思うのは枯れるという言葉は草木に例えると、文字通り枯れゆくわけじゃない。生命力が無くなり、干からびて、いつかは土になってしまう。つまり、枯れ男というのは既にチカラ尽き果てる寸前の男のことなのだろうか?

花でも枯れるから美しいと言う。そう、植物の花のこと。花が枯れていくときには、花びらが少し垂れ気味で萎んでいく。チカラ尽きて花びらが落ちるか、落ちないのかという弱々しいけど、生命を感じる。そこに生命の美しさを感じる。

男が枯れるというのも花が枯れるというのも似ているような気がするし、それは日本人であるが故の独特な感覚である詫び寂びに通じるものなのかもしれない。

枯れ男の定義は、いまいち理解できないでいるが、美しいものは美しい。

自分がある程度の年齢になって気付くのは、あまりガツガツしていないというか、焦りが無いというか、常に冷静で居られるということだと思う。若い女性を見て、可愛いね~なんて思うこともあるけど、そういった言葉をあまり発することがなくなってきた。求めるチカラが弱くなってきたというよりも、あまり求めなくなったのかもしれない。

枯れ男か。

不思議な言葉だ。

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